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2024.07.24学会

AHFE2024 International Conference で Best Paper Awardを受賞

2024年7月24日から27日まで、フランスのニースで開催された16th International Conference on Applied Human Factors and Ergonomics (AHFE 2024)において、吉田悠専任講師、池田大起さん、鳥居塚教授がBest Paper Awardを受賞しました。


AHFEは人間工学に関する大規模な国際会議で、工学、計算機科学、デザイン、ヒューマンコンピュータインタラクション (HCI)、ヘルスケア、心理学など幅広い分野のトピックを扱っています。今年は1348件の発表論文があり、その中から、学術的貢献度、革新性、実用性において特に優れた研究に対しBest Paper Awardが授賞されました。


本研究は、運輸、医療、プラント管理等の社会インフラ基盤を安全かつ効率的に運用するために必要な、作業者のレジリエンス能力 (Resilience potential) を、ヒューマンコンピュータインタラクション (HCI) により向上させることを目指した実験的研究です。従来は業務スキルに依存するとされてきたレジリエンス能力を、汎用タスク(朝食調理課題)を用いた実験で、業務に依存しないスキルとして測定できたことの有用性、および、実験アプローチの革新性が高く評価されました。


左から池田さん、吉田専任講師、鳥居塚教授表彰状